6/1・・・今年で5年目になる塩竃医師会准看護学院でのヨガ講義がスタートしました。講義といっても座学ではなく実践です。
「日々、緊張する場面が多いので、ふと力を抜くことが出来るようになるといいのですが・・・」と教務の先生の言葉。これから授業をしていくのにとてもいいヒントをいただきました。
学生さんたちはコロナ禍に自ら志願し看護の道に入った方々です。「私はマラソンをしているのですが、大会に行くと看護師の方はじめ医療スタッフの方々がランナーをサポートしてくださっているおかげで安全に走ることができるんです。いつも感謝しています。」と自己紹介しました。
ヨガって言うと難しく感じる人もいるかもしれませんが呼吸なのです。今日練習した腹式呼吸はリラックスの呼吸法です。イライラしているとき、緊張しているとき、怒りを感じているときって呼吸は浅いか乱れていることが多いのです。
そんな時こそ呼吸に意識を向けます。呼吸に集中って言うとまじめな人は追い詰めるように呼吸をするかもしれませんが(それ昔の私です💦)吸ったり吐いたり楽に呼吸します。これはイメージですが遠くから呼吸している自分を眺めるような、俯瞰の目とでもいいうのでしょうか。そうすると力が抜けていくような感覚が湧くんですよね!これこそシンプルで究極のリラックス法です。
呼吸をし気が散りがちな人は「なんで集中力がないんだろう。」とか「瞑想って向いてないな。」とか自分のことをそう感じる人もいるかもしれませんが、そういう人こそ何度も呼吸に意識を戻すので人よりも多くトレーニングを積んでいます。心の動きが多い分、心を中心に置くため何度も何度も練習しているのでタフになって行くと思います。
知らず知らずのうちに私も朝の瞑想が5分から10分できるようになってきました。
頭で考えることも大切ですが身体で体験するって本当に貴重なことだと思います。体験することで身体で表現ができるようになり、自分の肚に落とし込めるようになる。
教務の先生がお話しされていた「ふと力を抜く」コロナ禍だからこそ必要なことだと思います。ふと脱力できる自分でいれるように私自身も6月のテーマにしたいと思います。
6月、学生さんたちとの10コマ、大切にヨガをお伝えしていきます。
本日納品された浮世絵アーティストの吉原奈桜さん作のアイコン。とても気に入っています。吉原さん、ありがとうございました。https://www.instagram.com/nao_yoshihara/
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